- watanabetomato
唐辛子・ハーブ木酢液を作りました!
農を仕事にしようと決めて、現場で働いて4年目になりました。
30年以上続く家業を見て、色々な講習を受けて、思ったことがあります。
真面目に真面目に栽培すればするほど、農薬を使う機会が増える???
虫の予防・殺菌、カビの予防・殺菌。
これをシーズン中ズーーっとズーーっと繰り返すのです(;´д`)
もちろん!青果物を安定して市場に出すには必要なことなのだとは分かっています。
(そして農薬を使っていても、きちんと量を守っていれば残留農薬の基準に引っかかるようなことはありません)
が、農薬農薬で管理する農業は、私の目指している所とはちょっと違うような気がしています。
農薬農薬は、作っている人も疲れるし樹も土も疲れます。そして何よりも食べる人が安心できないと思います。子供たちが安心して食べれる、やりたかったら安心して作れる、そんな農を目指したいのです。
いきなり有機栽培!はちょっとハードル高いので(←いきなり弱気(◞‸◟))、まずはできるところから1つ1つ、試してみようと思います。
まずは!!減農薬にチャレンジ★ってことで、、、減農薬についてググります。
農薬を減らしたい!安心な野菜を作りたい!
という方は、ズーーーーーーーっと昔から多くいらっしゃって、いろんな情報が手に入ります。そこでまず1歩。
虫の予防に「唐辛子・ハーブ木酢液」を使ってみよう!
木酢液とは、木材を燃やして炭を作るときに出る液体だそうです。今回作るような匂いのキツイもの(唐辛子やハーブなど)と一緒に使えば『虫避け』に、そのまま希釈して使っても植物の成長を助けたりしてくれるそうです。土壌改良として使う方もいらっしゃる様です。
では作っていきます!
今回使ったのは樹木の木酢液。他にも竹の木酢液や籾殻の木酢液もあるそうです。
そして中に入れる唐辛子。色々試してみたかったので、今回はホール状のものと、輪切りのもの、2種類作りました。どちらも15gの小袋が4つ、合計60gで、4リットルの木酢液を作ります。
ちなみに、、唐辛子やハーブをそのまま容器に入れて木酢液を作ると、
ゴミやカスなどが出て、いざ使おうと思った時に手間がかかりそうな気がしたので、
お茶パックに入れて小袋にすることにしました!
これならゴミやカスは容器には溜まらない・・・・はず!?(^◇^;)
次はハーブですっ\\\\٩( 'ω' )و ////
量を使うと思ったので、業務スーパーで「ミント」と「タイム」の業務用を購入しました。
1種類だけでなく、色んな種類を入れると良いみたいです♪♪
ミントは乾燥した葉っぱがかさばって、あまり量が入らず、5gの小袋が3つの計15g
タイムは15gの小袋2つの計30g。
この2つを合わせて、合計60gで、4リットルの木酢液を作ります。
中に入れる小袋が準備できたら、木酢液を入れます!٩(^‿^)۶
木酢液、開けた瞬間燻された匂いがぷ〜ん∑(゚Д゚)
スモーク系が好きな人にはタマラナイ匂いかもしれないです(笑)
用意したのは、梅酒を作る時などに利用する保存容器です。一番安くて大きいもので8ℓの瓶製の容器がありましたが、私が持ち運ぶのを考えて、瓶製ではなくプラスチック製の4ℓ容器にしました。
これなら重すぎず、壊れにくいᕦ(ò_óˇ)ᕤ
小袋を容器に入れて、木酢液を注ぎ込んで完成っ!!!!!!!!!!
これを約2ヶ月程寝かせて馴染ませれば、使える様になるそうです。
現代農業によると・・・木酢液はそのままでも、
<希釈倍率>
〜100倍 → 殺菌
200〜300倍 → 生育抑制・徒長防止
500倍〜 → 生育促進 ・生殖成長促進
として使えるそうです。
渡部農園では、今回は唐辛子・ハーブという匂いキツメで作ったので、まずは虫除けに使おうと思います。2ヶ月後、この自然農薬たちがどうなってるのか、
お伝えしますっ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
減農薬への第一歩!がんばりますっ!